知っておきたい家族会議の大切さ!

相続対策をしておいたのに、いざとなったら揉めてしまった。

揉めなかったが、何かしらの不満が残った。

このような相続・事業承継も多いのではないでしょうか?

そのような事をなくすのに、最も有効な方法に家族会議の開催があります。

家族会議とは何?

家族会議とは、推定被相続人(財産を譲る方)と推定相続人(財産を譲られる方)が、一か所に集まって、一家の介護や相続などについて事前に話し合うことです。

話し合いの方法や議題については、特に決まりはありませんが、できれば、中立的な方(例えば相続コンサルタントなど)が、事前に議題をまとめ、進行(司会)をおこなうのがベストの進め方でしょう。

家族会議の意義と進め方

では、その家族会議の開催とは、どんな意義をもつのでしょうか?

整理しますと、

・関係者全員で、わが家の現状とテーマの共有ができます(的確な現状認識ができていることが前提ですが)。

・事前に、推定被相続人から、自分の考え方とその背景や理由を聞くことができます。

・推定相続人が、各自、感想を述べていくことで、みんなで考え方の共有ができます。

・今後の対応を決め、一つの方向を向いて相続・事業承継対策に進むことができます。

まだまだあるとは思いますが、主なところは以上です。

まとめ

家族会議は大切な時間です。

推定被相続人の今後の介護の考え方や資産や事業承継に対する考え方など、本人の口から聞ける場です。

やみくもな開催ではなく、客観的な立場で、事前にしっかりとした現状認識をし、進め方を決め、的確で愛情のある進行をおこなえる方に依頼するのが上手くいく秘訣です。

一日でも早く家族会議の開催を検討してみましょう。

相続・事業承継等に関する考え方、どのように進めるかなどのご相談等がありましたら、お問合せ等から、お気軽にご連絡ください。

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